ギルトトゥギルド

サバイバーズ・ギルトとは、危険な状況に遭遇しながらも生き残った者が感じる罪悪感の事。

概要
英語での綴りは「survivor's guilt」。しかし英語では「ズ」の部分を省いた「survivor guilt(サバイバー・ギルト)」と表記されることの方が多いようだ。日本語に直訳すると「生存者の罪悪感」。

事故、災害、戦争、犯罪、いじめ、虐待などの危険な状況にさらされつつも、そこから何とか助かることができた人々が感じる罪悪感全般。「私だけ逃れてしまって申し訳ない」「あの時私が何かをしていれば他の誰かを助けられたはずだ」「私のような者よりも助かるべき人がいたはずだ」といったような気持ちである。

この罪悪感は、過剰な自責の念・誰かに責められ裁かれるのではないかと言う不安感・羞恥心などといった、ネガティブで本人に苦しみを与える感情とつながりやすい。そのため、時にはカウンセリングや精神科治療の対象となることもある。精神医学ではPTSDの症状の一種と見なされる。

サバイバーズ・ギルドではないらしい。これだと「survivor's guild(生存者組合)」になり意味が変わる。